武者修行プログラム～2023夏別府亀川ターム【後編】

DAIVE_KAMEGAWA

2023年10月11日公開

地方創生イノベーション武者修行プログラム、いよいよ実践！

こんにちは。堀文の堀です。

前回のお知らせ記事　武者修行プログラム～2023夏別府亀川ターム【前編】でご紹介したイベント。今回、この別府亀川の地で開催された、地方創生イノベーション武者修行プログラムに参加した学生たちがギリギリまで話し合いを重ね、いよいよ効果検証の日がやってきました。

2週間はあっという間だったのか、長かったのか。この日を迎えるまでに私が見てきた学生たちの表情は、生き生きとやる気に満ちている時もあれば、いっぱいになって張りつめている様子もありました。壁にぶちあたり迷って、戻ってまた迷って。

でもやはり最後に決断するのは学生たち自身でしかない。このプログラムを見ていて毎回感心させられるのは、ファシリテーターの方々の並々ならぬ熱意とパワーです。いつも学生たちと真剣に向き合っている姿が見られました。私のところに相談に来てくれた学生もいました。班ごとの企画や、人間関係の相談で僕が伝えた内容は、学生の皆さんにとって厳しかったかもしれません。心の中ではずっと応援していたことが、伝わっていれば嬉しいのですが coldsweats01

武者修行プログラム、企画の実践は週末の2日間

亀フェスとして開催された企画の実践は、8月12日㈯、13日㈰の二日間。ちょうどお盆と重なることもあり、集客が見込めるかが心配でした。事前にチラシを作り、亀川の皆さんや商店街の方々にお伝えしていたかいあって、当日の会場はにぎわっていました。運営側の大学生のほうが多かったかもしれないけれど、子どもたちはたくさんのお兄さんお姉さんに囲まれて楽しそうでしたから…… happy01 shine このうえない贅沢な時間だったのではないでしょうか。

DAIVE_KAMEGAWA 屋内で開催された企画

学童保育に通う子どもにお弁当を～亀川給食弁当

ランチには「亀川給食弁当」が好評でした。

こちらは、学童保育で給食を提供しようという、あるグループの企画。学童に子どもを預ける保護者の方を応援し、お子さんには栄養満点の健康的なお弁当をたべてもらいたいという思いがこめられています。この日は唐揚げ弁当でした。子どもたちが大好きな唐揚げと、卵にミートボールにスパゲティ。まるでお子様ランチが詰め込まれたようなメニューです。美味しそうなお弁当 riceball ！　あ、ヒジキも入っていますね。これは確かに栄養面でも期待できそう flair

亀川の駄菓子屋

駄菓子屋って子どもにとって特別な場所。地域にこんなお店があったら……と、DAIVE_KAMEGAWAに「駄菓子屋」をオープン。スタッフは大学生と地元のおじいちゃんです。おじいちゃんおばあちゃんはボランティアではなく、お仕事として参加していただくところがこのビジネスのポイントです。高齢者の雇用の機会が生まれ、世代をこえた交流を生み出すことで、子どもたちにとっても保護者にとっても、子どもを安心して行かせられる場所になるのではないかと。おじいちゃんおばあちゃんにとっては、働きながら活き活きと過ごせる場所となるでしょう。そのような場所を亀川に作りたいとのことでした。

こどもカフェ

「お店で払ったお金ってどのように動いているのかな？」　お金のことって大切なのに学校では学ぶ機会が少なく、大学生たちも「子どもの頃に学びたかった！」とのこと。今回、こどもカフェに参加する子どもたちは、専用通貨を使ってお金の流れを体験しました。自分たちが暮らす社会に対して「ありがとう」の心を育むことも、このワークショップのねらいです。

子どもたちが大好きな、わたあめやかき氷を大学生と一緒に作っていました。子どもたちは大きなかき氷機に驚いていましたね。

亀の甲公園や亀川中央２区公民館にて

流し別府冷麺

流しそうめんの装置で、そうめんの代わりに別府冷麺を流すイベントを開催。 noodle 別府冷麺の美味しさを気軽に楽しく、皆さんに知っていただくよい機会になりました。竹を流れる冷麺が涼し気で子どもたちにも好評でした。　

棒サッカーフィットネス

棒サッカーは椅子に座ったままでもプレーできるゲーム。棒でボールを転がし、ゴールへ入れるゲーム。走って蹴って soccer のいつものサッカーも楽しいけれど、棒サッカーなら幅広く、いろいろな方が参加できて素敵ですね。棒を太くしたり、ボールを軽いものにしたりと、ハンディのある方も、お年寄りも小さなこどもたちも、参加しやすい工夫ができていました。